「私は貝になりたい…」
先日、
ようやく
「私は貝になりたい」
をスクリーンで鑑賞した。
前売券まで買ったのに
年明けになってしまって・・・。
鑑賞前から
ストーリーは大筋分かっていたが
いざ、始まると
いつの間にか
食い入るように見入っていた。
2時間19分の中で
何回
涙したでしょう。
なんといっても
“逮捕後の初の家族との面会”
“最後の晩餐”
“絞首台へ向かう時”
それらでの、中居くんの演技ひとつひとつが
胸詰まる思いにさせ
溢れ出る涙は
止まりませんでした。
戦争を知らない私たちでも
この恐怖・残酷さ等の悲劇、
どうにもならない人間の宿命や悲しさ・苦しみ
戦争がいかに卑劣なものであるのかを
理解できた。
仲睦まじい夫婦愛・家族愛
手助けしてくれる周りの仲間
そこに
美しい日本の四季が織り成す
風景。
これらがまた、
より深く切ない物語へと。。。
豊松、最後の言葉
「生まれ変わっても、もう人間にはなりたくありません。」
最後に思うことが
「貝になりたい」なんて。。
こんなに辛く寂しい思いはありません。
私たちは
豊松の思いとならぬよう
いまという時代を
しっかり考えて
大事に生きなければ。。。